片雲日記

いろいろ

たいしたことなかった

私の考えすぎだったらしい、同席した部長がものの5分で客の誤解を解き、険悪だと思われた打ち合わせが和んでしまった。なんてこった。拍子抜けもいいところで緊張が解けてしまい、安堵のあまり話が半分頭に入らない。部長は客の指摘を軽々といなしていく。専門性が求められる仕事なので、経験の浅い自分には分からない部分も多い。分からないからこそ客の言っていることや会社で言っていることに対して自分なりの正否だったり判断ができない、そして不安になる。やっぱり勉強してない人間は弱いなあとつくづく思った。

 

夜更かしを避けたり、ジュースから水に変えたり徐々に健康志向が高まるこの頃だが、それがいいのか体調が改善し、結果電車で寝なくなったり朝の時間を有効に使えるようになり、徐々に自分の時間を勉強に振ることができるようになってきた。まだまだ甘えてしまって、あまり長い時間集中できないけれど。仕事中の空き時間は喫茶店でスマホを見ていたが、近場の本屋に言って雑誌を読んで情報収集したり、とにかく「意識の高い」ムーブをしている。深みの世界である(※分からない人には絶対にわからない)次に何しようかと迷うことも減り、時間が出来たからこの時間はこれに集中しよう!と決めて動くようになってきたり、今年に入ってからマジで自分どうしたんだ?

 

前の会社の職場で上司に、手は早いけど考えてないときあるよねと言われたことがある。行動は起こす。そこは認めるがその行動の結果を考えているのか?判断の根拠は何なのか?というわけだ。あと、私は人の話を聞いているようで60%しかわかっていないことが多い、人の話を「流し聞き」しているような感じなのだ。理解できないことに答えようとして、大まかに理解して応答する癖がついた結果、あんまりわからなくても答えられるし、きちんと聞かなくてもいいかという癖がついてしまったように思う。

 

そんなわけなので、反射神経でものを答えたりする。話の大局はわかるので、ああそうですかなるほど、それで?と相づちは打つが、細かい話はわからない。話を広げるための選択肢AとBがある。あれ?今の話なんでしたっけ?ということは言わない。恥ずかしいからだ。とにかく行動あるのみ、Aを選ぶが、キチンと聞いてないので話を広げた根拠もない、そういうことである。今年の課題は傾聴だな。

今から怒られにいく

今から怒られにいく。現在導入を進めている製品の理解について客先とこちらで決定的な認識の齟齬があり、しかも論点になっている内容に関するエビデンスが少ないため、言った言わないの水掛け論に発展し、激怒した担当者に呼び出されているのだ。私と同席するやり手の技術者はこうした修羅場を向かえ死んだ目を輝かせて、妙に生き生きしており、お客さんぶんなぐっていいっすかと息巻いている。これからの波乱を予期させる高度な比喩ですねと笑い飛ばしたいが私の顔は引きつっている。晴れだと予報された1月18日の空は今にも雨が降り出しそうに濁りだし、私は今後の展開を考えて悲痛な気持ちになる。

 

大学生の頃ファミレスで働いていた頃もお客さんに怒られた。調理方法や提供方法、駐車場でのドライバー同士のトラブルまで巻き込まれ、ひとしきり謝り、何とかおだてて場を落ち着かせたものだった。大事なことは傾聴で、僕が悪かろうが悪くなかろうがとにかく言い訳をせずしっかり話を聞いていればやがて鎮火するのだ。そういう経験を繰り返すうちに、怒られていてもまじめに聞いているようで、心の中は穏やかな凪のままでいられるようになった。慣れたもんだとバイト仲間にほめられて、これから社会人になってめちゃめちゃ怒られることがあっても、うまくやっていけそうですなんて返していたのを思い出す。

 

しかし職種によるが、BtoBの会社で客から面と向かってばっちり怒られることは早々ないのである。バイトの頃のあの貴重なスキルは失せてしまった。代わりに妙な自尊心とプライドが住みつき、怒られたくないから家に帰ろうぜと絶叫している。

 

それはそうだ怒られるのが好きなやつなんていないだろう。(そういう性癖のやつはいるが。)どういう顔をするのが正解なのか、パンチを受けた後にどのように立て直せばいいかすっかり忘れてしまった。こんな文章を書いているから余裕だろうと思った人もいるかもしれないが、不安だから余計文章が進む。怒りの中で千年パズルを手にした武藤遊戯みたいだ。

 

こちらの落ち度はない。そのはずだ。勘違いをした客の言い分があまりにも。と言う感じである。戦略としては①ひとしきり聞く②落ち着いたところでこちらの主張をする③落としどころを探るもしくは決裂、殴り合い、である。ああ不安だ笑、だんだん笑えて来たがちっとも楽しくはない、人は不思議である。

 

ニュータウンな気分

※2017年5月の記事再掲

 

仕事から帰ってYoutubeを立ち上げたらレコメンドに星野源オールナイトニッポンtofubeatsがゲストで出てた動画が上がってたんで、少し聞いたら、Apple musicで先行配信してた、Fantasy Clubがリリースされてたことを知った。先行配信の「What you got」凄くかっこよくて(※PVはもっとお金かけてほしい笑)あと、前から刺さってたShoppingmallもアルバムに入っているのでずっと楽しみにしてたんだった。


tofubeats - WHAT YOU GOT (視聴動画)

 


tofubeats - SHOPPINGMALL

 

”何がリアル 何がリアルじゃないというか
そんなこと誰にわかるというか
何がいらなくて何が欲しいか
自分でも把握できてないな”

 

2018年1月追記

tofubeatsの曲って焦燥感とかもどかしさみたいな感情をすごい熱量で込めてるのに、曲が無機質なのでガラスの中に閉じ込められた苦しさみたいなものまで響いてくるイメージ。(ドライに生きてるんだけどみんないろいろ考えてるよねという気分と同じ意味。)これは個人的なことだけどtofubeatsは神戸のニュータウン出身で、自分もニュータウンに住んでるけど町の人口的な感じとか均質な感じとかそういう無色透明感が勝手にルーツ・ミュージックな感じもしていて、そこも好きなポイントである。(※私の町は最近ミツメのPVに使われた)


ミツメ - エスパー

日々の繰り返しの中で退屈だな、なんかもっとないのかな、人生にはもっと素晴らしい瞬間があるんじゃないか思ったり絶望したり、皆そんなこと考えているのだろうか。僕は数年前までずっとそんな感じだったけども。こういうことを考えるとき、指輪物語のなかでビルボおじさんが指輪のせいで長寿を得たけど、人生がバターで薄く伸ばされたように薄っぺらいみたいなことを言ってたエピソードを思い出す。


tofubeats(トーフビーツ)- 20140803, Directed by tofubeats

もう一つだけ好きな曲。Firstalbumの宣伝曲だけど、これももどかしさを歌っているのに、それなのに小学生が夏の朝に友達とプールに向かうような健やかさを感じる。そうなんです。なんとかして人生を進めたいと思っていたのだ。

変化

まだ大して日数は経っていないが2018年は不思議な年だ。妙に昔の関係が復活する。前の会社出身の人を集めた新年会があったり、北京に留学していた頃のメンバーでの飲み会の誘いがあったり。北京留学なんて大学2年生の頃だからおよそ8年ぶり。まずどうして俺の連絡先を知っているのかということに驚いたが、あのとき20代だったメンバーが8年経つとどう変わるのか気になる。自分だって結婚して子供ができそうな状態だもんね。3月に新宿らしい。都合つくだろうか。

 

30代が近づいてくるいうことを、何故か急に意識するようになって、ふと自分を見てみると、たまに磨いていた革靴も汚れたまま履くようになり、新入社員の頃から来ているよれよれのスーツ、襟の黄ばんだワイシャツを着てたり、身なりにたいしてものぐさになっていることに気がついた。自分の身の回りのことはわりとキレイにするくせにすっかりボロボロである。このままいくと汚いおっちゃんの仲間入りだなと急に危機感を覚え、革靴を磨き、新しいワイシャツを買い、髪型まで整え始めた(奥さんに褒められた)奥さんの整髪剤を借りてるが、こんど通っている床屋のポマード試してみようかな。あれはいい匂いだった。

 

ちゃんとしなきゃと思い出したのは、もしかしたら奥さんと一緒に早く寝るようになったせいかもしれない。夜ふかしをする→朝眠い、奥さんと一緒に早くに起床して、自分の出勤時間まで寝る→急いで支度して出るというループが、朝そんなに眠くなくなったせいで、早く寝る→早くに起きる→少し家事をして支度する→出勤時間までブログ書く(!)というなかなか素敵なサイクルである。どうしたんだ自分。まるで真人間のようだ。あとは電車に乗って本を読めればいいんだが、、、寝ないといいが。

1月のインプット予定

あけましておめでとうございます(遅い)

早速ですが今月インプットしたい映画やら本やら。1月2冊2本ペースで行ければ上出来かな。行ってみよう!

 

■本

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)

 

ピアニストの主人公がある街を訪れ、来たる「木曜の夕べ」なる会合に向けた準備のためにホテルのフロントを訪れ、エレベーターに乗り、公園に行き、、その場面ごとに町の住人が現れ、主人公には関係のないような悩みを打ち明ける。主人公は時にその悩みの主体の夫になり同級生になり、ピアニストになって解決しようと行動する間に場面転換し、他の住人が現れ、また悩みを打ち明ける、、といった具合に終始未消化のクエストを抱えたままぶっ続けで話がドライブしていく怪作。実は半分くらい読んでるんだけど、解決しない課題の負債の重さっぷりにちょっと投げてます。これ全部回収するんだろうなイシグロさん!笑。今月中に消化します。頑張ろう

 

12大事件でよむ現代金融入門

12大事件でよむ現代金融入門

 

 もう辞めてしまった先輩に教えていただいた本。仕事柄必要というのもあるし、単純に歴史書としても興味がある。金融本ってテクニカルなのばっかりで、開けば苦手な数学ばかりなので読み切る体力も知識もないけど、今ある金融規制とか仕組みの成り立ちを歴史的に解説してくれそうなので、現業務を俯瞰する意味合いでも理解度が増しそうだと感じている。これもがんばろう(棒)。 

 

ハイ・フィデリティ (新潮文庫)

ハイ・フィデリティ (新潮文庫)

 

もう読んだ本なのでカウントしないけどこれも読みたい。良い意味でのB級映画感があってアホな主人公が楽しい。ラブコメなわけだけど、男なら男に、女なら女に共感してお互い馬鹿だねえと言いたくなる本。特筆すべきは出て来る曲名・アーティストの多さ!本を読んでて終始音楽が流れてる体験をした不思議な本だったので、すごく楽しかった。これは頑張らなくても読む。

 

■映画 

 周りからミニオンズシリーズ面白いよと結構聞いていたので、ようやく観ることができた。最初グルーの吹き替えの笑福亭鶴瓶の声に違和感があって大丈夫かと思ってたけど、憎めない悪役キャラとか最後に改心した優しい声とか結局適役だった。トイ・ストーリーのバズの声優を所ジョージにしたり、PIXAR作品ってキャスティングがホント上手だよな。あと、グルーのキャラ設定も終始一応は「悪いヤツ」してるのも新鮮。子供向け映画のバランスとしては結構ギリギリまで攻めてる感じがする。面白かった。

 

2001年宇宙の旅 (字幕版)
 

 昔ひとり暮らししてたときにTSUTAYAで借りて、これも半分までみたんだけどやけに単調に感じて投げてしまった。みます。

 

■漫画(番外)

番外編。今23巻の氷浦登場あたりまで読んでる。パターン的には強敵がいて段々強くなる王道少年漫画なんだけど、なんか色々変わってて、例えば主人公は先祖代々続く土地である学校の校舎を守ってる設定なんだけど、1巻から今読んでる23巻まで(基本的には)学校でバトルという。たまに別の場所に行くときがあるけど、それは特別編でエクストラバトルみたいな感じ。変わってるよね?あと、心理描写が結構細やかで、主人公が直情径行型でとにかく勢いに任せて突っ込むんだけど、周囲に周りの言うことを聞け、反省しろ!と言われて反省するんだけど、ピンチになったときにやっぱり突っ込もうとして、周りを頼らない・頼れない自分の未熟さにオロオロしたり、心が通じ合ってんのかあってないのか全然わからない兄弟の関係性だったり(実際兄弟ってこんな感じだよねと思う)作者女性なのかな?とか思うくらいこう、なんつうの、、心の機微をうまく書いてる感じがいい意味で少年漫画らしからぬ感じ。あとパワーアップもするけど、全然インフレにならない感じも好き。

 

Evernoteに死ぬまでに、読みたい・観たいリストを作っていて、少しづつ消化しているんだけど、今年はどこまで潰せるものやら。インプットしたら報告します。

年の瀬

年末のいよいよ12月最終週だというのに提案が3件入っていて、タスクの多さに心折れかけてたんだけど、もうやりきろうと思い、死ぬ気で資料作って、迎えた火曜日10時の1件目の提案で、持ち帰りの課題やらなんやら、宿題が2倍くらい増えたので火のついたハートが冷たくなって割れる音が聞こえた。

傷心の俺は2軒目に挑むべく渋谷へ。打ち合わせまで少し時間があるので、リンガーハット皿うどん食べて、近くにマッドコーヒーがあったので、少し時間をつぶす。

 

入り口のドアが160センチしかなくて天井が低いけど居心地良い

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ドリップコーヒー380円 カップがデカイ

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 MUD COFFEE JAPAN

 

年の瀬の「瀬」って、川の浅いところとか急流のような船の通りが困難な場所をを指すんだってね、慌ただしく暮れていくという意味ではまさに年の瀬の渦中の特に難所にいる気がするけど何とか生き延びたい。

年末だと感じるのって大晦日の紅白見てる瞬間くらいで、新年と感じるのも駅伝見ながらおせち食べてる3が日くらいなもんで、おめでたいような気持ちを引きずりながら、1月の初週が始まり、中旬になる頃にはすっかりいつも通りの毎日が始まっている。新年に立てた目標だってそのうちどうでもよくなるけど、考えてみれば目標なんか立てなくてもこれまでもやることやってるし、無理しなくていいんじゃないかなあと最近はすっかり諦めている。きっと長期目標は自分に向いてないんだな(酷い言い訳)

意識高くないので、計画的なスキルアップとかそういうのに力を入れられる自信がないけど、読書とか映画とか好きなことのインプットは計画立ててみても面白いかもな。スケジュール作ったらブログにアップしよう。

君の名は

もうすぐ生まれてくる子供が女の子らしいとわかってからぼんやり良いな思っていた名前があって、自分の希望である「呼びかけやすい名前」ということも満たしているし、奥さんの希望も満たしているし、名前の雰囲気も素敵だしこれしかないなと思っていた名前を画数による姓名判断にかけてみると、「特殊格」という良いのか悪いのか、なんでも成功までに波乱が多い、どちらかと言えば男性向けの画数だそうで。

結構悩んだ。ほんとにいい名前だと思っていたので、画数なんて気にする必要ないし、自分がいいと思ったものを貫くべきだ、なんて開き直ってしまいたかったんだけど、我が子の名前で冒険するのも失礼な話だし、互いの両親に突っ込まれたときにぐうの音も出ない未来が見えたので、家に帰って奥さんに話して一緒に姓名判断のサイトとか見ながらあーでもないこーでもないと色々調べたら、画数も最適ながら、これしかないと思える素敵な名前を発見。

4月終わり頃の子なので、きっと季節にも合うだろうし、呼びかけやすいし、奥さんの希望も満たしているし、自分たちの身の回りに同名の人はいないし(結構大事)何よりも文字の雰囲気が素敵だ。珍しい名前ではないけど、2018年においてもなんとなく新しく響く気がする。

 

最初の名前候補を調べたとき姓名判断のサイトの結果が思ったより良くなくて、一瞬戸惑ったあと、自分や奥さんの名前を入れて検索してみると二人ともまあまあ良い画数だということがわかった。やっぱり両親は考えてくれてたんだろうなと思うと、自分の子供にも誇れる名前をつけてあげなきゃなと思う。これから親になる人の90%くらいが思ってそうだけど、自分が親になるなんて、遠い出来事のようでいまいち実感がない。けど、今日(たぶん)決まった君の名前を呼びかけながらお腹をさすっている奥さんを見たりとか、子供が生まれたときにどういう記録を残そうか段取りを考えているときに、子供がいる家がなんの違和感もなく想像できるので、実感はないけど気持ちは追いついてるし、現実的な受け入れ準備もバッチリです。どんとこい。

いま自分たち二人が住んでいるこの家は、、子供にとってはおもちゃの国みたいな家かもしれないな、ゲーム機いっぱいあるし、フィギュアもぬいぐるみもゴロゴロしてるし、でもこの家で育ったらこの環境が常識なのか。どういう子になるんだろうな。でも親を見て育ってくれるんならきっと悪いヤツにはならないだろうなあとか色々妄想してしまう毎日です。実感はすでに湧いているのかも。